ゲーマーもどきによるディスプレイ選定
PCが不在のうちに部屋の改装(半分)を済ませたところで、次の目標が決定した。 ディスプレイだ。 さて、ゲーマーもどきという視点からみて、PCにも使える最適と思われるディスプレイを選定してみたいと思う。 久々にちょっと長く書くよ。
まずはサイズ。
無制限であれば、もうプロジェクタとスクリーンを買ってきて100inch超の大画面を堪能するも良いが、さすがに6畳間では限界がある。 一般的な楽しみ方として考えれば、ゲーセンに置いてあるビデオゲーム筐体を参考にするのが良かろう。
最近のメーカー直営等のリッチなゲーセンで見かける筐体の代表格はタイトーのビュウリックス。 ワイド液晶ディスプレイを使用した最新版だ。 同型の液晶は同社製AC機「ハーフライフ2 サバイバー」にも使用されており、稼動当初、その映像美には驚かされたものだ。 HL2Sの方が大型にも見えるが、双方ともワイド32inch。 目測だが、このタイプの筐体に対して、顔面からディスプレイまでの距離はおよそ70cmになる。 実質これより少々近くなる自室では、同型より多少小さくても問題はないであろうが、迫力を重視するのであらばできるだけサイズが近い方が良い。 PCディスプレイでは現在の売れ筋がワイド24.1inchだが、一般向けにワイド30inch以上のサイズは少ない。 また数を生産していないため27inchを越したあたりから急激に高くなるので、おそらく迫力と価格で両立できるギリギリのクラスがワイド27inch前後と思われる。
ゲームのみに絞るのであれば、もっとお徳な32inchの液晶テレビを買うという手もあるが、液晶テレビは当然動画を観ることを前提として設計されているので、PC画面表示のような静止画を不得手とするものもある。 PC側にも不安要素があり、ビデオカードによってはフルHD液晶テレビの解像度である1920x1080の出力に対応していない(最近のビデオカードならほぼ大丈夫であるはずだが)。 それに16:9というアスペクト比は人間の視界のそれと等しく、動画を観るには最適の比率とされているが、PCを使う上で縦の解像度が少ないと困ることがあるというのは、普段からPCを使っていれば感覚的に理解していだたけるところであろう。
しかし、縦1080pxもあれば充分じゃい! 俺はゲームにしか興味はない! という漢も少なくないことだろう。 その場合、東芝REGZA Zシリーズをお勧めする。 これはPCとの親和性も高く、外付けHDDがあれば録画もできちゃうという、メインディスプレイを兼ねるという縛りがなければわたしが欲しい液晶テレビだ。
さて、話を戻そう。 以上の条件を満たすディスプレイ、で絞れば段々とその姿が見えてくるはずだ。
そして、そんなわたしがまず挙げた候補は、以前から目をつけていたシリーズの後継機である以下の3機種。
FlexScan S2441W - nanao
FlexScan SX2761W - nanao
MultiSync LCD2690WUXi - NEC
nanaoは言うに及ばないがプロユースのディスプレイを数多く作っている優良メーカー。 NECディスプレイソリューションズも同様だ。 両機はともにその一般向けフラッグシップ機ともいえ、高度な色再現性を持つ。 面倒なのでその他多くの機能に関しては公式サイトを見て欲しい。 どちらもこんなただのゲーマーもどき程度には不釣合いな逸品だ。
スペック勝負ではほぼ互角。 すべて表示領域はWUXGA(1920x1200)。映像入力はDVI2系統以上でHDCP対応。 「理論上は」ゲーム機のHDMI端子を接続できる。 応答速度は16ミリ秒。 倍速駆動等の機能は搭載しない。 最大輝度に関してはMultiSyncに些少の分がある。
あとは価格とサイズ。 これが非常に厄介だ。
S2441Wは24.1inch、有効表示領域は518.4×324.0mm。 実売価格約11万円。
SX2761Wは27.0inch、有効表示領域は581.8×363.6mm。 実売価格約17万円。
LCD2690WUXiは25.5inch、有効表示領域は550.0× 344.0mm。 実売価格約20万円。
費用対効果が最も高いと思われるのがS2441W、サイズだけでいうとSX2761W、ただ絵作りに関しては、LCD2690WUXiは不気味なほど評判が良いという情報もある。 NECの一定クラス以上のディスプレイになると、出荷前に職人が手で画質を微調整して出すという話もあるくらいだ。
さて、ここまで情報を集めておいて、まずSX2761Wが選定から落ちることになった。 どうやらPS3のHDMI出力を表示はできるが、ドットバイドットでの完全表示ができないという情報が入った。 確かにHDCPの説明の項に「AV機器は対象外」とあったが、これはゲーマーとして致命的だ。 ちなみにその点LCD2690WUXiは人柱が実践済みで、完全表示が可能であるとのことだ。
だが次に考え直したのはそのLCD2690WUXi。 なんせ25.5inchで20万はさすがに割高感がある。 現在使用しているワイド20.1inchディスプレイ(有効表示領域433.4×270.9mm)より幅にして12cmほどは広い。 これは結構な数字だ。 だが27inchまで広げられれば、あと3cmさらに広がる。
わずか3cm、されど3cm。 いうなれば、その3cm分スネークに近づけるのだ。 特にわたしは感情移入とか考えないタイプだけど。
そして最後のS2441Wは、HDMI端子を標準装備しているため表示面に関しては完全にクリアしているが、上記の2台を見るとどうしても画面サイズで劣る。
・・そして迷うこと数時間。 nanaoから、以前ブックマークしておいた液晶テレビが出てきた。 液晶テレビも早々に理由つけて選定から外しておいてなんたる節操なし! と思うのはちょっと待っていただきたい。 だってあのnanao製なんですもの。
FORIS.HD - nanao
1920x1200のWUXGAパネルとPC準拠ながら、DVI、HDMI3系統等を含む数多くの入力端子を装備。 さらに地デジチューナーつきときたもんだ。 そして価格は公式サイト直販のみだが、ワイド27inchが19万。 しかも08年の3/31までに買えば1万円のキャッシュバック。 来た。 というかとっくの昔に来てたのを忘れてた。 というわけで緊急浮上した現在の第一候補がこれだ。 LCD2690WUXiより大きくて安く、テレビまで映るとあらば迷う必要はない。 PCが戻り次第購入を考えているところ・・・だが・・・
問題はわたしの気まぐれ具合だ。 迷うだけ迷った挙句、全く候補外のものを買ってくることがあるわたしとしては、最後の最後まで何を買うか、自分にも想像がつかない。
よって購入確定報及びレポートは、実際の予約から購入までは待っていただきたい。
PCが凱旋帰宅するであろう来週半ばには確定する予定だ。
現時点でのごく個人的な不安要素で、基部のスピーカのせいで表示領域の下辺が高すぎるのではないかという不安が少しあるし。
いやしかし、ここまで引っ張っておいて結論を出さないとか、その点に関してはマジすんません。
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