トラスティベル ~ショパンの夢~
ショパン先生がタクトでモンスターを突き殺すゲームが出たぞー! でおなじみのトラスティベル(PS3版)を購入。 現在8章中の2章目だが、今までプレイして気になった部分を書いていこうと思う。
なにぶん最近のRPGなんて殆どやっていないもので、正確なレビューは期待しないで頂きたい。 恐らく正確なレビューを求めている方はここには来ないと思うけれど、念のため。
とりあえず、まあ、システムは普通で、シンボルエンカウント+アクション要素のあるバトル。 私が触ったことのある作品だと、ラジアータストーリーズとかのイメージで。 あれにターンがついて、各キャラの持ち時間分行動出来るというものだ。 ワールド内の移動も、主にFFXなどで使われた街道+街やダンジョンという形態で、道の脇に宝箱が落ちてる感じ。 難易度は中の下。 敵を殲滅しながら進んでいけば、レベルには困らない程度だ。
ロード時間は比較的短めでテンポが良いのも嬉しいところ。
システムはおおよそ私のイメージする「平均的な最近のRPG」を具現化したようなものだった。 手堅くまとめられていて、かつ面倒な要素を排除。 マニアには物足りないと思うが、そこそこRPGが好きな人ならストレスなくプレイ出来る作品だと感じた。
さて、それだけならわたしもレビューは書かなかった。 ゲーム部分だけ手早くまとめたのは、あとに続くのが全部重箱の隅突きだからだ。
システム以外でまず目につくのがHPの数値。 古くはFFの登場以降、HPのインフレが囁かれてはいたが、レベル1で4桁というのは初めて見た。 それとももうここまで進行していて、私が知らなかっただけなのであろうか。 レベル10で主人公のHPが4000超、最大与ダメージが3万の大台を超えて大丈夫なのかと不安になるくらいだ。 どこのスーパーロボット大戦か。
・・・まあ、ここまで言っておいてなんだけれど、これは問題というまでもない些細なことだ。 実際単発1万オーバーのダメージは、数字としてのインパクトが大きく、戦闘時の爽快感の演出にも一役かっていることだろう。 後半10万とか100万とか出されたら、もう瞬間的には桁がわからなくなってきそうで怖くはあるが。
あと、ストーリーとは直に関係のない部分の演出。 これが全体的に遅い。
導入時に「世界の車窓から」のイメージで主人公の一人が住む村を紹介してくれるのだが、村の風景や気候を、よく言えばとても詩的に、そのまま言えば回りくどく、非常にゆっくりとした口調で紹介してくれる。 人によっては即ムービーを飛ばすだろう。 しかしここを飛ばすと、主人公を操作する段階までの話が全部すっ飛ばされるから注意だ。 1回飛ばして後悔した。
そして1章ごとに1回入るショパンの代表曲とそれにまつわるエピソード。 静止画とともに1曲まるまるの演奏。
これ、必要なのか?
と思ってしまい飛ばそうと思ったが、このゲームの舞台設定は、ショパンが今際の際に見た夢の中となっている。 確かにここで紹介されるエピソードと、進行しているストーリーはリンクする部分がいくつか見受けられる。 順番は前後しているが、このゲーム自体がショパンの人生の追体験というやつだろうか。 後で何かストーリーに絡んできたら嫌だから一応最後まで見ておくとしよう。
・・・しかしなんだろう。 特に劇的に好きでもないショパンをまるまる聴かされるのは、なにかのコアなファンの家に招かれて好きでもないCDを延々と聴かされるやるせなさに近いものを感じた。 NOと言えない日本人ここに極まれり。
次に・・・これは日本型のRPGの多くに言える事なのだけれど。 イベントアイテムが落ちているけど、今はそのイベントが発生していないから拾えないというのは勘弁していただきたい。 確かに誰もそこら辺に落ちてる紙くずをわざわざ拾っていこうとは思わないだろうけど、こっちとしては不自然に平原に落ちている紙切れなんか見つけたら、真っ先に回収して後のイベントに役立てたい。 ゲームの中にいるキャラクターの価値観(ただの紙くずだな)と、プレイヤーの価値観(イベントアイテム発見!)のズレが顕著だと熱も冷めようというものだ。 しかもそのイベントが、紙を3枚拾って、道をふさいでいる3匹の山羊に食わせてどいてもらおうというイベントとは・・・横を通れよ。
こういうお使いクエストが面倒だからRPGはあまり・・・ああ、これ以上はやめておこう。 それにこのゲームに限ってはどんな理不尽も許される圧倒的な理由が一つあった。 だってショパン先生の夢なんだもの。 仕方なかろうて。
さて、言いたいことは言ったのですっきりした。 久々にやったが、RPG自体ではなく、ライトなファンタジーがわたしには合わないようだ。 しかし突っ込みながらも結構楽しんでいるので、最後までプレイ出来ると思う。
かなりケチをつけた上に痛い書き方ではあったが、本当につまらなかった時はここに書かないので大丈夫。 何とは言わないけれど。
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